過去4回の創業セミナー開催レポはこちら
①『さぁ、夢への一歩を踏み出そう』
②『やりたいことをお金にするには』
③『アイデアセッション&交流会』
④『開業して初めての確定申告』
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創業セミナー第5回『先輩起業家トーク&交流会』を開催しました!
トークゲストは、三次市でともに開業18年目を迎えられる
加藤ますみさん(コニリアカフェ)と川添由紀子さん(木のおもちゃHANA)。
初共演にも関わらず息ぴったりのお二人に、
地域で永く愛されるお店を育んできた道のりなど、ディープに語っていただきました!
開業のきっかけについて、
加藤さん「姉が雑貨屋をオープンすることになり、ショールームのような位置づけでちょっとしたケーキやコーヒーを提供するお店を始めようと思った。当時まだ珍しかった、デザインカプチーノを取り扱うエスプレッソカフェを三次に広めたいという思いもあった」
川添さん「忙しかった会社員時代、ふと『あなたも木のおもちゃを作ってみませんか』という張り紙が目に留まり、自分で作ってみたことをきっかけにどんどん木のおもちゃの魅力に引き込まれていった」
そのような経緯から、一念発起しお2人とも開業されたのが2004年。
18年間という道のりならではの喜び・そして苦労は語りつくせないほどあるとのこと。
中でもこの数年のコロナ禍の打撃はお2人にとっても例外ではなく、それまでの苦労もかき消されるほどのインパクトだったそうです。
そんなお2人だからこそ、これから新たな挑戦を始められる参加者の皆さんに本音でのアドバイスと
この時代の荒波に漕ぎ出す『仲間』としての心からのエールを送ってくださいました。
『赤ちゃんだった子が高校生に、学生カップルが結婚して子どもが生まれたり…と、
永く続けているならではの喜びがどんどん増えていく。
コロナ禍を通じて、お客様が来て下さることが当たり前ではないことを痛感した。
お客様の存在が、今もお店を続ける何よりの原動力になっている』
『初めから完璧なお店を目指す必要はない。メニューも最初は少なくて良い。
その代わり、“他の追随を許さない魅力的なもの”を一つで良いから用意してください。
今も長く続いているお店はいずれも、結果的にその“ブレない芯”を持っている。』
『何年経っても新しく挑戦し続けること。未だに不完全だと思うからこそ、いつの日か”完璧なお店”になれることを目指して常に挑戦する気持ちを持ち続けられる』
例えば、川添さんは店舗運営の傍ら、数年前に保育士資格を独学で取得。
現在、店舗開店前に早朝保育の現場に入り自身の経験を深めておられるのだそうですよ!
「カフェ」と「木のおもちゃ」という、全く業種の違うお二人ですが根底にある事業への想いは通ずるものがありました。
自分はどうやって思いを表現するのか、その手段(事業)が違うだけということなのかもしれません。
堅苦しい雰囲気でなく、参加者の方と一緒に気楽な雰囲気で
コミュニケーションしたいとセミナーが始まる前から仰っていたお二人。
参加者の皆さんに自ら質問を投げかけたりと、
積極的なキャッチボールでとても心の距離が近いゲストトークとなりました。
後半はゲストのお2人も加わっての交流会。
「起業へ向けて気持ちが引き締まりました!」「沢山刺激をもらいました!」
と、エネルギッシュな余韻の残る交流会となりました。
今回参加のお土産スイーツはコニリアカフェのオリジナル焼き菓子♪
一つ一つこんなに可愛くラッピングして持ってきてくださいました!
参加された皆さん、今日のセミナーの余韻に浸りながら食べてくださいね。
加藤さん、川添さん、そしてご参加の皆さんありがとうございました。
(撮影の為マスクを外しております)